千葉土建とは

組合紹介

1.安心して働き生活できる社会の実現をめざして

千葉土建(千葉土建一般労働組合)は1972年に東京土建から分離・独立するかたちで結成。当時の建設労働者は、ケガをしても病気になってもなんの保障もなく「房総の地から『ケガと弁当は手前持ち』の悪習をなくそう」を合い言葉に、以来、建設労働者の賃金引き上げや労働条件の改善、いのちと健康を守るために活動してきました。いまでは県内最大の労働組合に成長した千葉土建は、県下17支部を拠点に114分会、1778班のもとに2万3000人を超える(2020年7月現在)組合員を組織。約100名の書記局員(組合専従者)を配置し、組合員の仕事とくらしを支える多彩な運動と業務をおこなっています。

地域に根をおろし住民と手をたずえて

千葉土建の組合員は、居住地を基本に組織されている強みをいかして「安心・安全のまちづくり」を地域の住民と一緒にすすめています。
千葉土建は、災害が発生した際の倒壊建物からの救出活動、障害物の撤去、公共施設の修繕、応急仮設住宅の建設など、災害時に迅速に対応できる体制の整備をすすめ、今では県内18の市町村(2014年1月現在)と『防災協定』を締結しています。
地域の町会や自治会、学校、商店街などとも協力して『住宅デー』や『土建まつり』を年に数回開催。45年にわたり続けてきたこうした活動を通じて地域住民と築いてきた厚い信頼関係のもと、今では小学校の工作教室や社会福祉協議会が主催する災害ボランティア講習会などの講師に呼ばれるまでになっています。
地域の中小建設業者の振興と地域経済の活性化を目的とした『住宅リフォーム助成制度』や、公共で働く労働者に適正賃金の支払いを定める『公契約条例』の制定など、住民と協力・共同して多くの自治体制度の創設をかちとってきました。

建設産業に民主的ルールの確立を

アスベスト(石綿)建材を扱う作業により、その危険性を知らずに石綿繊維を吸い込み、長い潜伏期間を経て石綿肺や肺がん、中皮腫という病気を発症して苦しみ亡くなる建設従事者が急増するなか、千葉土建は関連する病気の早期発見・早期治療と労災保険の認定をすすめると同時に、アスベストの危険性を知りながら利益を優先し使用を禁止してこなかった国と建材メーカーを相手どりアスベスト集団訴訟をたたかっています。
千葉土建は他の首都圏建設組合とともに毎年2回、大手ゼネコン・ハウスメーカー約50社に対し、労働者全般の賃金引き上げや法定福利費の別枠明示・別枠支給をはじめ、労働環境の改善を求める交渉をおこなっています。さらには自治体職員や地元議員とともに現場訪問行動や、労働基準監督官と一緒に現場安全パトロールなどもとりくんでいます。
建設産業に民主的ルールを確立する第一歩として開始した千葉土建の『労働者供給事業』。これまで低賃金・低単価、無権利状態に苦しめられてきた建設労働者が、人間らしいあたり前の生活と働きがいに満ちた魅力ある建設産業を取り戻す事業として、組合内外から大きな期待が寄せられています。

「自分たちがいまできることを」被災地に心よせて

東日本大震災で千葉土建は、被災直後から「自分たちが、いまできることをただちに」「組合のなかまと地域住民のために」を合い言葉に、救援・復興支援の先頭に立って精力的に奮闘しました。こうした行動にいち早くとりくめた背景には、阪神淡路大震災や新潟中越地震などでも災害ボランティア隊を組織し派遣してきた経験や「安心・安全のまちづくり」をテーマに毎年開催してきた『住宅デー』のとりくみがあったこそでした。
千葉県内でも旭市沿岸部での津波被害、浦安市や習志野市、千葉市、香取市などの液状化被害復旧にもとりくむ一方、千葉土建は壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市や釜石市、大槌町にがれき撤去や住宅の応急修繕のボランティア隊を派遣し、被災地に心をよせた活動を全力でおこないました。

青年部・シニア友の会・主婦の会

千葉土建には青年部、シニア友の会、主婦の会があり、仲間づくりや組合員・家族どうしの交流をはかっています。
35歳以下の組合員は青年部、65歳以上の組合員はシニア友の会、女性組合員と女性家族は主婦の会で、楽しく元気に活動しています。

2.組合は一人ひとりの「やりたいこと」が出発点

 千葉土建は仕事やくらしなどの共通した要求で団結し、みんなで話し合い、みんなで決めて、みんなで活動して仲間の願いを一歩一歩前進をめざします。組合員一人ひとりが主人公であり「やりたいこと」が運動の出発点です。
こうした運動を確実に発展させるために、千葉土建に入ったら3つのことを大切に活動します。

①組合費を毎月納めます

 千葉土建の活動は組合費、加入金、寄付金など組合員に支えられた自主的な財政によって成り立っています。
組合費を自ら納めることは、自分が組合員であることを示すもっとも大切な「あかし」の一つであり、組合費の口座振替をしている組合の組合費とは異なる意味を持ちます。千葉土建は、一人ひとりの組合員が月づきの組合費を自らすすんで納めることを、その自発的な意志のあらわれとして大切にしています。

②班会議に出席します

 千葉土建では月に一度、組合運動をはじめ仕事に役立つ情報から悩みごとまで、なんでも話し合い相談できる班会議を開いています。
組合にとって班会議は、仲間の声をくみ上げて運動を広げるもっとも基本的な活動であると同時に、組合員にとって自分と仲間の要求や権利を大切にする重要な活動です。

③組合を強く大きくします

賃金引き上げや労働環境の改善、消費税増税の中止や原発に頼らない国づくりなど自分と仲間の要求を実現しようとするならば、私たちが建設業界で多数派となり、建設で働く幅広い人たちの様ざまな要求や関心と一緒に、それをはばんでいる政治や社会を変えていくことが欠かせません。
そのために千葉土建を強く大きくして、要求実現運動の展望を切り拓く、より大きな、より確かな流れをつくりましょう。

3.働く者が魅力を感じ希望のもてる建設産業へ

 千葉土建には事業主から労働者、一人親方まで、建設で働く様ざまな職種の仲間がいます。しかし千葉県には約20万人の建設労働者がいるといわれるなかで、千葉土建に入っているのはその1割に過ぎません。「仕事・くらしを少しでも良くしたい」と願う仲間が増えることは、社会を変えていく力も大きくなります。
働く者が魅力を感じ希望のもてる建設産業を築く一歩を私たちと踏み出しましょう。
建設で働くみなさんが、千葉土建に加入されることを心から呼びかけます。

資料請求・お問い合わせ